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ケニアハネムーン旅行記【ナイロビ】

アフリカ上陸

機内での仮眠から目が覚めたのは、照明が灯り朝食が配られ始めたところでした。時刻は午前4時。窓の外は真っ暗で何も見えませんが、機内ディスプレイではエチオピア上空を飛んでいるようです。夢にみたアフリカの上空を、まさに今飛んでいると思うと一気にテンションが上がります。

ケニアエアウェイズ

午前4時、朝食を食う

ケニアエアウェイズ

まもなくナイロビ

朝食を食べ終わり明けていく窓の外の風景を眺めていると、飛行機は徐々に高度を下げ機長のアナウンスも聞こえてきます。近づいてくるだだっ広い茶色の大地をぼーっと眺めていると突然空港の設備が現れ、そして気がつけば着陸していました。ここ数ヶ月ずっと待ちあこがれていたケニアに遂に到着です。

ビザ取得と入国審査

ケニアの玄関ジョモ・ケニヤッタ国際空港(Jomo Kenyatta International Airport)は、オランダスキポール国際空港と同様に出発客と到着客が同じエリアを共有しています。飛行機を降りてお土産物屋が並んでいる薄暗い通路を歩くと到着ターミナルの中央に出ます。そこから到着口に繋がる長い渡り廊下(ケニアのポスターがたくさん貼ってあります)を進むと、いよいよ入国審査です。

ジョモ・ケニヤッタ国際空港地図

入国審査場は、通常の審査レーンが2~3レーンとビザ取得兼入国審査用のレーンが2レーンありました。ビザ取得用の用紙は入国審査場の手前でも記入することができますが、欧米から来た人々のほとんどがビザ取得レーンの方に並ぶので、ケニア大使館のホームページからダウンロードし事前に記入しておいたほうが、早く列に並ぶことが出来て無難です。

入国審査場ではパスポートとビザ申請書を見ながらいくつか質問を受け、その後に両手の全ての指の指紋をスキャンされて入国許可となります。英語での質問があまり理解できずにとても緊張しましたが、滞在目的を聞かれた際に「ハネムーン」と答えると急に場が和みました。他に質問された事といえば滞在先と日数程度でしょうか。英語が不慣れでまともに質問にも答えれなかったのですが、入国審査官の方にはかなり大目にみて貰いました。本当に感謝です。

入国審査所の先にある階段を下るとターンテーブルが並んでいるので、ここで荷物を受け取ることになります。ロストバゲッジせずに無事に荷物が出てくるかがとても心配だったのですが、駆け寄ってみると私たちの荷物はちゃんとターンテーブルの上を廻っていました。これには感激しました。荷物を受け取ると到着口手前に税関がありますが、検査官に頭から足の先までざっと眺められたあと「行ってよし!」とジェスチャーされて終わり。何か質問を受けると思っていたのであっけなく終わってしまい拍子抜けです。

ナイロビ・ダウンタウン

到着口に出ると出口の前で大勢のツアー会社の方が出迎えに来ています。「DoDoWorldさんはどこだろう、出会えなかったらどうしよう」と少し心配した気持ちになりながらあたりを見渡していると、「コミ**サンデスカ?」と話しかけてくる方がいました。DoDoWorldで日本語ガイドをされているAさんでした。非常に日本語が堪能で驚きます。

Aさんの案内でまずは到着口のすぐそばにある両替所へ。事前にDoDoWorldさんに支払った代金でほぼ全ての支払いがカバーされているので、実際自分たちで払うことになるのは宿泊先でのドリンク代や個人的な買い物(お土産など)、ポーターさんへのチップなどに限られます。そこで取り合えず$50をケニアの通貨であるケニアシリングに両替することにしました。窓口の人とのやり取りはAさんに全部やって貰いました。日本を立ってからずっと2人ぼっちで不安な時間を過ごしてきたので、なんだか急にほっとします。

その後Aさんの後に付いていくと空港の駐車場にDoDoWorldのかわいらしいロゴの入った車が止まっていました。ドライバー兼ガイドはWさん。これから6泊7日この方にお世話になって、いろんなところに連れて行ってもらうことになります!

ナイロビ

サファリカーの車内

ナイロビ

市民の足『マタツ』

ナイロビ

渋滞中の車に物を売る行商の人たち

ナイロビ

建設中のビル

ナイロビ

大渋滞で車が全く動かない
信号の無いロータリー式交差点が原因!?

ナイロビ

アフリカの動物図鑑[01] アフリカハゲコウ
広告看板にとまるアフリカハゲコウ

車に乗り込むと我々は一路ナイバシャ湖へと向かいます。今夜泊まることになるナイバシャ湖はナイロビの北100kmほどの場所に位置しているので、空港からダウンタウンを抜けてどんどんと北上していくことになります。

空港からダウンタウンまでは片側3車線のかなり交通量の多いバイパスです。このバイパスはなんとインド洋に面するケニア第二の都市モンバサから始まり、ジョモ・ケニヤッタ国際空港、ナイロビ市街を抜けて隣国ウガンダまで続いているそうです。日本と同じ左側通行ということもあるのか日本車がとても多く、道の脇にも日本車のディーラーが軒を連ねています。

空港に着いたのが朝の6時ということでしばらく走っていると通勤ラッシュに巻き込まれ、途中から車は全く動かない状態になりました。毎朝このような渋滞が起こっているとのこと。ここで登場するのが渋滞中の車にいろいろな物を売って歩く行商の人たち。新聞から地図から果物までいろんなものを担いで車に近寄ってきます。全くといっていいほど車が動かなくなるので新聞を売りに来てくれるのは便利だなあと感心してしました。

ナイロビのダウンタウンは車で脇を通過しただけでしたが、高層ビルが立ち並びとても大きな街でした。道路沿いの公園は綺麗に整備されていてジャカランダの花が美しく咲き誇っていました。ナイロビのダウンタウンは怖いとの噂だったので今回の旅行では一切近寄りませんでしたが、街の中心がどうなっているのかちょっと気になります。

とにかく車の量は多いし歩道や中央分離帯にもたくさんの人がぞろぞろと歩いていて、ナイロビはとても活気のある街でした。経済成長を続けている新興国という感じで勢いがあって良かったです。車の運転が荒い人が多く乗ってて冷や冷やものでしたが、これも活気ある証拠でしょう!

ナイロビ-ナイバシャ地図

大地溝帯・グレートリフトバレー

ナイロビのダウンタウンを抜けたあたりで日本語ガイドのAさんは降りられて、ここからはドライバー兼ガイドのWさんと私たちの3人だけの旅行になります。もちろんWさんは日本語ガイドではないのでここから先は全て英語でコミュニケーションを取らなければいけません。英語でどうしゃべりかければいいのか分からず少しだけ沈黙の時間が流れましたが、「この先に大地溝帯の淵に出て眺めの良いところに出るんだ」というWさんのお話を皮切りに会話が出来るようになりました。

大地溝帯(グレートリフトバレー)は地球の表面を構成しているプレートの境目で、文字通りアフリカの大地を切り裂く大きな谷となっています。他の土地との落差が100m近くあるこの谷は北はエチオピアから南はモザンビークまで続き、プレートの運動から今も裂け続けていると言われています。そしてこの谷のくぼ地に水が溜まったところが、今日泊まる予定のナイバシャ湖なのです。

道を走っていると突然視界が開けて、眼下に壮大な景色が広がりました。大地溝帯です。

大地溝帯

この絶景には感動しました。これがアフリカの大地か、こんなにアフリカは広いのか。霧で霞んで見えなくなるずっと先までアフリカの大地が続いていました。ただただこの景色の美しさに見とれてしまいます。

そして近くのお土産屋さんでトイレ休憩。ここで小さなお皿を買ってケニアでは必須の値段交渉にチャレンジしてみました。が、結果的にはボラれて惨敗。向こうの提示する値段の1/3から1/2程度の値段で攻めても良かったと思っても後の祭り。慣れない交渉術は難しいです。まあこれも経験。諦めて次に進みます。

Maai Mahiu

Nairobi-Nakuru Road
ナイロビとナクルを結ぶ一大幹線道路

Maai Mahiu

巨大なトラック

Maai Mahiu

Maai Mahiu Town
左折するとマサイマラ方面、直進するとナイバシャ湖

Maai Mahiu

大地溝帯の底を北上中
のどかな風景

ナイロビからこの絶景ポイントの手前までは片側3車線のハイウェイでしたが、ここから先はこのハイウェイを逸れて大地溝帯の底を走る幹線道路に沿ってひたすらナイバシャ湖を目指します。道は片側1車線ですがちゃんと舗装されている道路でした。車窓から風景を眺めていると広大な大地にぽつぽつとある集落が、そして遠くに小さく牛飼いの姿が見えます。本当にのどかな気持ちの良い風景です。この延々と続く直線道路を1時間ほど走ると、いよいよ今日の宿泊地であるナイバシャ湖が見えてきます。

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